2008年5月29日木曜日

3段目から4段目へ!


3段目から4段目の作業は、2段目までと同様なので、


傾きなどに注意すれば積む作業そのものは大丈夫ですね。


ここで気を付けるといいのは、セメントの後始末です。


積み上げていくうちに不要なモルタルが出てきますが、


シャワーで流したり、ぬれたスポンジでこすると大変ですよ!


レンガや目地のモルタルがぬれているときは、


きれいに見えていい感じなんですが、


乾くと白っぽくなってなかなか拭いてもとれません。


「どうしよう! なんとか直せないかなあ?」とお悩みの方へ。




(1段目のレンガはモルタルにかくれて見えなくなっています。)


DIY初心者なんだから、ある程度はしょうがないのですが・・・。


とにかく天気の良い日にレンガがよく乾燥している状態で


乾いた金属ブラシなどで白っぽくなったレンガの表面をこすります。


雨が降った後など、やはり全体にモルタルの中のセメントが


にじんできて、白っぽくなることが最初のうちはよくあります。



当日なら、モルタルが乾いて硬くなる前に乾いたぞうきんなどで


不要な目地のモルタルやレンガに付いた汚れを拭き取ります。


仕上がりに近い状態になるまでひたすら拭き取ります。


その他、やってみるといいのは、スポンジなんかでこするのではなく、


レンガの表面についた不要なモルタルや水分を


よく乾燥した山砂でこすり落とすことです。


ついでに言うと、モルタルがこぼれて汚れたら困ると思ったら、


ゴミ袋をひろげてガムテープでとめたり、


上から山砂をかけて表面全体を砂でなでておくと効果的かも。


砂の上に付いたモルタルは簡単にはくっつかないんですね!

2008年5月19日月曜日

あると便利なもの

●ここであると便利なものをざっとメモしてみました。


・トロ舟(モルタルを練るときに使う)


・先の丸いシャベル(スコップ)


・目地ゴテ(2種類くらいあると安心)


・レンガゴテ(モルタルをならす)


・木槌(きづち)(レンガの向きや傾きを調整する)


・水準器(ないよりはあったほうがいい)


・その他、長めの定規として使う木片、スケールなど

2008年5月16日金曜日

1段目から2段目へ!


前回、ベース部分は1段分くらい周りの地面より低くしましたが、


こうすればモルタルの上に1段目を並べたときに


余計なモルタルがレンガの下に見えないんですね!


「モルタルは硬めに」といいますが、


シャベルでこねても水分がにじんでこない程度が


あとあと面倒がなくていいですね。


1段目は水平になるように水準器や木片で慎重にやることが大事。


見た目も大事なので水準器で確かめながら、周囲にある境界線


とも平行に見えるかよく自分の眼で確認するといいです。



モルタルが硬めになっていれば、手でレンガの上を押さえても


ほとんど動かないと思います。


続いて一気に2段目も積んでしまいましょう。


1段目と要領は同じですが、今度は目地の厚みを決める


ことが必要ですね。あまり分厚いと格好が悪いし、


全体のデザインの基準になるのでお好みで。


目地のところは、目地ゴテでなでればオッケーです!


もし、自然な感じにしたいと思うなら、


指ででこぼこにしたりすることもできますね。


重要なのは1~2段目で全体のイメージが決まる


ということです! 設計図をよく見ながら進めます。


目地ゴテは幅の大きいものと小さいもの両方を用意しておくと安心。


レンガの向きを修正する木槌(きづち)と


不要なモルタルを拭きとるぞうきんも忘れずに。

2008年5月13日火曜日

レンガ選びが一番大事!


前回はバーベキュー炉の下になるベース部分の


土にセメントと水を加えてモルタル状にして、その上に


小石を敷きつめましたが、モルタルをどのくらいの軟らかさ


にすればいいのか悩む必要はありませんよ。


見えない部分なので硬めで大丈夫!


ささっと混ぜて水をかけておくだけでも効果あり!


(心配ならそのまま翌日にでも見ればわかります。)


それよりも一番大事なのはレンガ選びですね。


質感とか色とか妥協しないでゆっくり選ぶのがベスト。


我が家の場合もそうですが、「バーベキューで炭火を


おこすので耐火レンガにしないとわれちゃうんじゃないか」


と心配されている方に一言。


ここで紹介しているバーベキュー炉は炭を直接レンガの上に


置かないので耐火レンガを使用していません。


というわけで、色や種類も見た目で選んでも大丈夫です。


上の写真はレンガの1段目を並べてみて設計図どおりに


できそうか確認しているところです。


2008年5月9日金曜日

大切なベースづくり



「見えない部分に工夫」というのは、レンガの1段目のことです。

重たいレンガの塊を支えるベースは、

ご覧のとおり、ただの土です。

新築時に庭の一面にきれいな山砂が敷かれていましたが、


20~30センチほど柔らかい砂を掘り起こすと


比較的硬めの土が見えてきます。


我が家の場合は、山砂の下にある土がさほど硬くないので、


さらに10センチほど掘り起こして


モルタル用のセメントを混ぜておきました。


洗面器1杯分ほどのセメントと水を適宜加えて柔らかい土を硬くします。


そのあと乾いてきたら、2~3袋の小石を敷き詰めて


1晩ねかせておきました。



目安は小石の天井が回りの地面よりレンガ1枚分くらい低いところまで


といったところですね。これだけの作業でも大人2人で一汗かきそう


ですから、力仕事をやるときには、家族の協力が大切です。


次回はいよいよ1段目の作業で~す!